JA貯金少し減る 貸出は伸びる 7月末の残高速報 (8/31)
農林中金が8月31日発表した7月末の残高速報によると、全国のJA貯金は前月より2274億円(0.3%)減って71兆3612億円となった。ボーナス資金の獲得があったものの、6、7月はJA共済の一斉推進で掛金払い込みに振替えられたことなどが要因。 前年比の伸び率は前月実績と同率の2.1%で、引き続き高い伸びを示している。なお前月の貯金残高は過去最高となっていた。
貸出金は、ローンなどの償還があったものの、住宅資金が堅調に推移していることから前月より402億円(0.2%)増えて残高は21兆5257億円となった。前年比の伸び率は0.9%で、前月実績を0.2ポイント下回った。