生協が共通のインターネット基盤を構築 |
||||
現在、葯60の地域生協がホームページを開設しているが、日生協はインターネットのいっそうの利用を進めるために、「生協としての共通のインターネット基盤の構築」を検討してきたが、今回、NEC(日本電気株式会社)のBIGLOBE上に共同基盤を構築することにし、この秋からコープこうべとみやぎ生協がこの共同基盤を利用して、新たな事業を開始するというのが、記者会見の内容だ。 「注文システム」は、現在、共同購入用に組合員に配布されている商品情報誌をインターネット会員にも配布し、それをみてネット上で注文する仕組みだ。配送も共同購入と同じ週1回だが、コープこうべでのアンケート調査では、それでほとんど問題がないという回答がされているという。 この事業のねらいは、共働きや子育てなどの時間的な制約があって共同購入や店舗利用がしにくいが、インターネットの特性に利用価値をみいだしている20〜30代の主婦層の取り込みにあるといえる。 今後、この生協共同基盤へ参加を予定(検討中も含む)しているのは、みやぎ生協以外のサンネット事業連合、コープネット事業連合、さいたまコープ、東海コープ事業連合、エフコープ生協などだ。 |