トップページにもどる 農業協同組合新聞社団法人農協協会 農協・関連企業名鑑

ダイオキシンなど超微量分析の共同利用施設が完成−農水省(9/6)


 ダイオキシン類や内分泌かく乱物質、いわゆる環境ホルモン類などは超微量で環境に大きな影響を与えることが懸念されている。農水省は、これらの化学物質の影響を的確に評価する体制を整えるため農林水産技術会議筑波事務所に共同分析センター2号棟を建設(面積1332平方メートル、2階建て)。分析装置の調整などを終わり、このほど運用を始めることになった。

 環境中の超微量化学物質の分析に必要な各種抽出・精製装置と高分解能質量分析装置、ICP質量分析装置、液体クロマトグラフ質量分析装置をはじめとする高度な分析機器が装備されており、ピコグラム(1兆分の1g)レベルでの超微量分析ができる。

 10月以降、本格的に稼働する予定だが、化学物質の農林水産物や環境中での濃度分布や挙動の解明とその影響評価に大きな貢献をすると期待されている。

 施設名:農林水産技術会議筑波事務所共同分析センター2号棟
 所在地:つくば市観音台3−1−1 農業環境技術研究所構内
 施設管理責任者は井澤勝司・同会議事務所長。
 広報専門官は小川嘉明氏。
 電話は0298−38−7208  


農協・関連企業名鑑 社団法人農協協会 農業協同組合新聞 トップページにもどる

農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp