9月26日、国際獣疫事務局の「口蹄疫その他疾病委員会会議」でわが国が口蹄疫正常国への復帰が承認されたことについて農水省は同27日、農林水産大臣談話「我が国の口蹄疫清浄国への復帰について」を発表した。
9月26日、フランスのパリで開催されている国際獣疫事務局(OIE)の「口蹄疫その他疾病委員会会議」で、我が国の口蹄疫清浄国への復帰が承認されました。
農水省といたしましては、本年3月の口蹄疫の発生以来、関係都道府県、市町村、団体等と協力して本病の撲滅に全力を尽くしてまいりましたが、関係者の懸命の努力もあり、このたび口蹄疫に関して我が国の清浄性が国際的に認められたものであります。
今後は、この結果を受けて、我が国の口蹄疫発生に伴い我が国からの家畜・畜産物の輸入を禁止した国々との協議を行い、我が国からの家畜・畜産物の輸出が再開できるよう最大の努力を注いでまいるとともに、今回の口蹄疫のまん延防止措置の実施の過程で明らかとなった様々な課題に対応すべく、より万全の家畜防疫体制を構築するよう努力してまいりたいと考えております。
これまでの口蹄疫の清浄化への国民の皆様方のご協力に心から感謝申し上げますとともに、今後の家畜防疫の推進に一層のご理解・ご協力を頂けますようお願い申し上げます。 |
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