12年産第4回自主流通米入札が10月27日に行われた。今回の入札には、73銘柄12万7700トンが上場されたが、落札数量は9万9000トンとなり、36銘柄2万8700トンが落札残となった。
平均指標価格は1万5858円と前回の1万6070円を下回り、1万6000円台を割り込む厳しい結果となった。
ただし、銘柄別にみると34銘柄で前回価格と同額となり、また、6銘柄は前回よりも上昇していることから全体としてはほぼ下げ止まったと見られている。
上昇したのは「山口ヒノヒカリ」(60s1万5100円、+298円)、「庄内ササニシキ」(1万6303円、+290円)、「石川コシヒカリ」(1万6350円、+209円)、「青森ゆめあかり」(1万4303円、+102円)などだった。
一方、下落幅が大きかったのは北海道の銘柄。「きらら397」は724円下落し1万3789円、「ほしのゆめ」は720円下落し1万3981円となった。「あきほ」も1万3484円となり、いずれも1万4000円台を下回るという厳しい結果となった。
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