JA全農が16日発表した今年度第2・四半期(7−9月)末の経営概況によるとコメ、野菜などの値下がりから取扱高実績が計画の42%にとどまり、標準進度の45%に及ばず、苦戦を強いられている。全体の事業分量は、計画5兆329億円に対して9月末実績は2兆1068円。
部門別にみると、畜産事業が計画1兆1658億円に対し実績が5514億円で、計画比47%と最も進んでいるが、標準進度の50%には及ばなかった。
自動車燃料は計画5209億円に対し実績が2203億円で標準進度41%を1ポイント上回った。
米穀事業は計画1兆4420億円に対し実績は5697億円で40%と、標準進度の42%を下回った。
園芸販売と農産は計画比45%だが、標準進度には届いていない。
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