6割のJAで試行的な監査の実施目ざす 「JA全国監査機構」設立へ向けてJA全中と県中が (1/18) |
全国のJAなどに対する専門性の高い監査を実施するためJA全中と都道府県中央会は平成14年4月に事業統合により「JA全国監査機構」(仮称)を設立するが、それより早く試行的に13事業年度決算の監査を実施することを18日の全中理事会で確認した。 JA改革については農水省の「農協系統の事業・組織検討会」でも▽各県中央会間で監査体制に大きな格差があり、中央会役員の出身JAに対しては監査の実効性が問題だ▽全国中央会と県中央会の監査士を一元的に機動的に活用できる体制と、監査の独立性を高める必要がある▽公認会計士の積極的活用も重要だ、などの議論が出ていた。 その後11月には機構設立プロジェクトが発足。今年6月には「監査実施マニュアル」などの素案をまとめることを検討中。また地方ブロック内で監査士を相互に派遣する試みの実施や、信連監査の一部については公認会計士の帯同を検討したりしている。 JAグループは全国大会決議で、早期是正措置よりも早い段階でJAが経営改善に着手できるよう自主ルールによる破たん未然防止対策を確立するとうたい、早期改善の仕組みとして経営監視(モニタリング)制度の確立を図っている。 農協金融中央本部というのは、JAグループの代表者からなる機関で農林中金に設ける。JAと信連と農中が一つの金融機関として機能する「JAバンクシステム」の中で戦略や自主ルールを設定する。 |