環境対策と生産コスト低減を組み合わせた新運動を展開 |
JA全農は「JAグループ生産資材費用低減運動」を実施してきたが、4月からは「生産コスト低減」と「環境と調和した農業」という二つの取り組みを両立させる新たな「環境と調和した農業における生産コスト低減運動」を展開する。 JAとしては地域実態などに応じた作物別のモデルを作成してコスト低減を実証する。また選択した資材と機械の普及目標を掲げて取り扱いを拡大する。 この運動は26日の理事会で確認されたが、これに先立つ生産資材委員会では▽大豆と麦の本作化に対応する省力・低コスト化の取り組み強化▽メーカーに対して農業用廃プラスチックの処理責任を問う呼びかけ的な運動実施の検討−−などを求める意見が出た。 すでに物流改革を進めている合併JAや、物流情報システムによる改善をはかっている経済連もある。 |