コメや野菜の価格低落響く 全農の第3・四半期経営概況 (1/26)
JA全農が26日に発表した平成12年度第3・四半期経営概況によると、取扱高実績は3兆2648億円でコメや野菜の価格低落が響き、計画比65%と遅れている。標準進度は71%。
部門別では自動車燃料が計画比68で、標準進度の65を超えて好調だ。畜産事業本部は取扱高8561億円で、計画比73と標準進度の75に近い。 しかし米穀事業本部は取扱高8722億円で米価低落に加え、麦も民間流通移行で遅れ、計画比60。園芸販売は取扱い数量は余り変わらないが、価格は輸入増加で低落し、計画比65。施設住宅はJAの施設整備の手控えから計画比47と最も遅れている。生活部門も消費が上向かず計画比65。