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全農中央畜産センター千葉畜産販売所――増改築工事竣工記念式典を開催(3/16)


 
増改築された
中央畜産センターの外観
 3月16日、千葉県八千代市の全農中央畜産センター千葉畜産販売所新築棟2階会議室において、増改築工事竣工記念式典が開催された。
 ここの施設は昭和61年3月に牛枝肉加工と部分肉販売を主業務とした物流施設として設置された。その後、食肉流通形態の変化や量販店からの包装肉納品の要請など事業環境の変化に対応し、わずかな施設改修をして包装肉加工事業に着手した。
 現在、中央畜産センターは、首都圏における包装加工事業を同販売所に集約し、加工商材の製造・販売拠点として事業展開を図っている。
 近年は、消費形態の多様化による加工商材の開発や、衛生管理強化等安全・安心で高品質な商品の供給、また主要取引先の総合物流センター稼働開始の中での物流パートナーとしての役割等、取引先からの新たな要請が増えてきている。

 
挨拶するJA全農畜産販売部
岩佐 肇三 部長
 このため、○包装肉製造のライン化、サニタリーの改善、ドッグシェルターの新設等衛生的かつ効率的な施設の実現、○生協・量販店・外食産業等との食材加工品の共同開発を目的とした商品プレゼンルーム設置、品質の向上とクレームの撲滅等安全な商品作りのための製品検査室設置等、取引先ニーズに応えられる施設の増改築を実施したもの。
 工事期間は平成12年9月1日から平成13年3月15日までで、増改築面積は、増築1643u、改築270u、総工費およそ2億5千万円をかけた。設計・管理は、(株)全国農協設計、工事施工は全農畜産施設サービス(株)が担当した。
 午前11時から、二宮神社の神職により神事が厳かに執り行われ、施設見学の後、直会に移行した。席上で全農の岩佐肇三畜産販売部長は「加工包装事業を基点として、お客に喜ばれる品揃えをし、対応していかねばならない。この施設を活用し、足元のしっかりした食肉事業を展開していきたい」と述べた。


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