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12年度のチーズ消費量は過去最高、国産の割合は減少(5/14)


 農水省生産局畜産部牛乳乳製品課が5月14日発表した「平成12年度のチーズ需給動向」の概要は次のとおり。
 12年度のチーズ総消費量は25万9,576t(前年度比6.5%増)で過去最高となったが、国産ナチュラルチーズの生産量が低迷したことに伴い、チーズ消費量全体に占める国産の割合は前年度に比べ減少した。
 1.国産ナチュラルチーズ−−生産量は3万3,669t(同92.2%)で前年度を大きく下回り、プロセスチーズ原料用は1万9,041t(同92.7%)、直接消費用が1万4,628t(同91.6%)、合計では3万3,669t(同92.2%)となった。
 2.輸入ナチュラルチーズ−−輸入量は20万2,297t(同109.6%)で前年度を大きく上回り、プロセスチーズ原料用は7万4,394t(同102.4%)、直接消費用が12万7,903t(同114.3%)、合計では20万2,297t(同109.6%)となった。
 3.国産プロセスチーズ−−生産量は前年度と同様の11万177トン(同100.2%)となった。
 4.輸入プロセスチーズ−−輸入量は前年度を大きく上回る6,868t(同116.7%)となった。
 5.チーズ消費量−−プロセスチーズが11万7,045t(同101.0%)、直接消費用ナチュラルチーズが14万2,531t(同111.5%)、合計で25万9,576t(同106.5%)と過去最高となった。
 6.その他−−プロセスチーズ原料用のナチュラルチーズについて国産チーズの使用率は、前年度に比べ1.6ポイント減少して20.4%となった。
 チーズ消費量全体に占める国産の割合は、前年度に比べ2.3ポイント減少して13.9%となった。



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