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13年度の牛肉消費・生産はほぼ前年度並みの見通し−農水省(6/7)

 農水省食料局食料政策課は6月7日、平成13年度の牛肉、豚肉及び牛乳・乳製品の需給見通しを発表した。牛肉は、消費はわずかに増加、生産はほぼ前年度並み、輸入はわずかに増加の見通しなどとなっている(表参照)。
 12年度経過のポイント
 〇牛肉−12年度は家計購入数量が総じて前年同月を下回るなど家計消費は低迷しているものの、焼き肉や牛丼などの外食需要は堅調であったとみられる。
 〇豚肉−12年度の家計消費については、牛肉に比べ安価な豚肉に対する需要の高まりがみられた。豚肉輸入量はほぼ前年並みであったが、12年3月に韓国における口蹄疫の発生から韓国産が輸入禁止となったこと、EUにおける牛海綿状脳症(BSE)問題の再燃に伴いEU現地価格が上昇したことから、代替として手当てが進んだ米国産、カナダ産の輸入量が増加した。
 〇牛乳・乳製品−飲用向けの消費量は近年減少傾向にあったが、食中毒事故以降加工乳及び乳飲料から生乳のみを使用した牛乳へ需要がシフトしたこと、12年夏が記録的な猛暑となったことからわずかに増加したとみられる。

 
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