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開会のあいさつをする 高田 昌彦 会長
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(社)家の光協会の第58回通常総会が6月20日に東京・市ヶ谷の家の光会館で開催され、12年度事業報告や収支決算などが原案どおり了承された。
12年度の同協会の事業は、「食料・農業・農村基本法」や「男女共同参画社会基本法」の理念に関わるJA教育文化活動の専門的支援機能を発揮し、出版物の企画面では「日本農業を守り農業・農村の役割を訴える企画」、「環境を守り安心して暮らせる地域づくりに資する企画」、「JA運動を促進しJA組織の活性化に資する企画」などを柱に内容の充実を図った。普及実績としては『家の光』が月平均部数82万9000部、『地上』が同3万1000部、『ちゃぐりん』が同5万4000部となった。
また、「家の光図書」は、新刊64点、重版88点を発刊。販売部数は96万4000部で、うち市販部数が前年対比2万4000部増加し、33万部の実績を上げた。その背景には今年の正月のNHKドラマの原作にもなった『ヨメより先にベコが来た』(役重真喜子著)の売れ行き好調があったとみられている。12年度の収支決算(総合)は、収入が約103億4000万円、支出が約103億3450万円で約550万円が次年度繰越金となった。
なお、竹島愛子理事(前JA全国女性協議会会長)の退任にともない、伊藤さなゑ・JA全国女性組織協議会会長が新理事に選任された。