農水省統計情報部が6月18日発表した「平成12年産さとうきびの収穫面積及び収穫量」によれば、収穫面積は前年比1%増加したものの、収穫量は同11%減少した。概要は次のとおり。
収穫面積は2万3,100haで、前年産に比べ300ha(1%)増加した。これは、鹿児島県でいも類等からの転換により増加したため。
10a当たり収量は6,040kgで、前年産に比べ12%下回った。これは伸長初期の少雨等に加えて、台風による茎葉の折損、損傷等の被害及び9月下旬から10月中旬にかけての少雨の影響で生育が抑制されたため。
この結果、収穫量は139万5,000tで、前年産に比べ17万6,000t(11%)減少した。