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農政・農協ニュース

優良4JAを表彰
―― 安全防除優良JA拡大運動研究会(7/17)
 JA全農は、7月17日に東京・JAビルで「平成12年度安全防除優良JA拡大運動研究会」を開催した。
 昭和46年に「生産者・農産物・環境」の3つの安全の確保を掲げてスタートした安全防除は、平成元年から農薬を正しく使った結果を自ら証明する「防除日誌記帳運動」の取り組みを提起し、延べ410のJAが参加して安全基準を守って生産した農産物の安全性を確認してきた。さらに、平成10年からは、この防除日誌記帳を核とした安全な農産物づくり運動を生産現場からの自発的な運動とするために、新たに「安全防除優良JA拡大運動」を立ち上げ、参加JAを公募し、農水省、厚生労働省、JA全中の協力をえて、優良JAを表彰し運動の拡大をめざしている。
 3年目となる12年度は、水稲2JA、果樹2JA、野菜4JAが参加。それぞれ防除暦や防除日誌の作成、参加農家の研修会、巡回指導、日誌の記帳に取り組むとともに、生産物については全農農産物・食品検査室で残留農薬分析を実施し、安全性を確認してきた。
 17日の研究会では、JA庄内みどり八幡町病害虫防除協会(山形県、水稲)、JA茨城旭村トマト部会、JA須高高山支所りんご部会(長野県)、JA菊池地域菊池中央支所普通作部会(熊本県、水稲)を優良JAとして表彰した。


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