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農政・農協ニュース
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このままなら昨年並みの豊作 水稲生育状況(7/31) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7月15現在の水稲の生育状況は「やや良」または「平年並み」となり、このままなら今年も昨年と同程度の豊作になりそうだ。
農水省が31日発表した今年産水稲の生育情報によると、北海道、東北など22道府県が「やや良」、25都府県が「平年並み」で推移している。 東北では秋田だけが「平年並み」。四国、九州は鹿児島だけが「やや良」で、あとは「平年並み」だ。新潟は「やや良」、富山など北陸は「平年並み」だ。 これは出穂前の活着の良否、草丈の長短、茎数を調べた結果だ。作柄は7月下旬から8月中旬以降にならないと推定が難しく、作況指数の発表は後になる。 5月中旬以降は、おおむね天候に恵まれたが、地域によって差がみられ、草丈は平年並みか、または、やや長く、茎数は平年並みか、または多い状態。 一方、8月ごろまでに収穫する早期栽培は高知、宮崎、鹿児島3県の作柄について「平年並み」ないしは「やや良」が見込まれる。 なお昨年からの緊急総合米対策は、豊作が見込まれる場合、需給調整水田と特別調整水田(計5万ヘクタール)で都道府県ごとに豊作の程度に応じて青刈りをこととしている。 JA全農などで構成する「コメ情報委員会」の中に設けられた作柄部会は8月6日開き、青刈りが必要かどうか検討する。
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