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農政・農協ニュース

今年上半期は9%増 ―― 生鮮野菜の輸入量(7/31)
 農水省が31日に出した野菜情報(ベジタブルレポート)によると、生鮮野菜の輸入量は今年1〜6月の半年間で55万6000トンとなり、昨年同期に比べ9%増となった。とくに6月(速報値)は64トンで40%も増えた。
 しかし、セーフガード暫定措置品目の「ネギ等」は昨年6月に比べ、54%減の1493トンとなった。だが、1月からの半年間でみると32%増の約1万8900トンとなった。
 他の品目を半年間でみると、カリフラワーが輸入量では815トンと少ないものの、前年同期比の伸び率では9.6倍と急増した。次いで、キャベツなどアブラナ属が3倍強の約4万1900トン、結球レタスが2.6倍強、その他レタスも2.3倍強となった。
 輸入量で高水準を続けているのはタマネギが約14万トン、カボチャが約11万トン、ブロッコリーが約4万トンなど。
 なお、昨1年間の生鮮野菜輸入量は92万6000トンで平成8年に比べ、1.5倍となっている。
 一方、国内産を含めた全体の野菜の価格動向は、3月以後の天候が順調で、全般的に出荷量が多く、4月以後の価格は平年を下回る水準だ。6、7月も晴天続きで出荷量が多く、価格は軟調に推移している。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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