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農政・農協ニュース

「需給調整水田」の発動継続
―― 第4回作柄部会で決める(8/30)
 「米の需給・価格情報に関する委員会」(JA全中、JA全農などで構成)は、8月30日に第4回作柄部会を開き6日に決定した「需給調整水田」の発動を引き続き全都道府県を対象に行うことを決めた。
 同日は、8月15日現在の作柄概況と全中・全農と農水省による現地調査をもとに検討したが、このまま推移すれば全国的にも平年作を上回るとともに県別でもすべての都道府県で平年作以上となる可能性が高いとの結論となった。
 8月15日現在の作柄概況では、早場地帯(13年産米の作付け面積のうち65.5%)の作柄は「平年並み」ないし「やや良」、遅場地帯(同、32.7%)の生育状況は平年並みないしやや良の状態で推移、としていた。

 食糧庁のまとめでは需給調整水田の対象面積5万402ヘクタールのうち、7月31日現在、すでに麦や大豆などが作付けられている特別需給調整水田は1万6858ヘクタールとなっている。したがって、青刈りの対象は3万3544ヘクタールとなる。

 なお、第5回作柄部会は9月28日に開催される。9月15日現在の作況指数をもとに需給調整水田の発動継続を検討する。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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