食糧庁は9月14日、平成13年産米の8月末日現在の検査結果を発表した。
検査数量は、水稲うるち玄米で約24万5000トンで前年同期より約2万6000トン多い。検査実施県は36県となっている。
今年は、天候にも恵まれ生育が順調に推移し、収穫が早まったため、初検査日も昨年にくらべ全国的に早まった。
水稲うるち玄米の品質は、1等比率が71.0%。前年同期比で約3ポイント低くなっているが、過去5年平均の同期(70.8%)にくらべるとほぼ同比率である。
なお、2等以下への格付けを行った主な理由は、カメムシ類等による着色粒の混入過多や、高温の影響と思われる乳白・腹白粒の混入によるものである。