出荷繰り延べなど助成−−農水省(10/10)
農水省は、牛の全頭検査を受けるまで出荷を繰り延べる生産者に対し、その間の飼料代などを助成する。金額は▽肥育牛1頭あたり2万円▽廃用牛同8000円▽肉専用種子牛1万円で予算総額は約20億円。 第一次対策では助成対象が生後2年半以上だったが、10日発表の第2次分では2年半未満の牛も含めた。また肉用子牛では乳用種と交雑種も追加した。 さらに、生産者をはじめ販売不振で経営難となる卸・小売業者、食肉加工業者、肉骨粉製造業者などを対象に緊急融資を実施する。利率は1.6%以内。