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宮城米を試食する
みやぎ米大使の菅原文太氏 |
宮城米マーケティング推進機構では、10月10日センチュリーハイアット東京において「平成13年宮城の新米試食会」を開催した。
オープニングでは、みやぎ夢大使・みやぎ米大使の俳優、菅原文太氏が、江戸期最大の農民一揆と言われた飛騨の大原騒動や、出演中の時代劇のエピソードを紹介し、お米の話の締めくくりとして「心を込めて作られたお米だから、ご飯は噛みしめて食べましょう」と挨拶した。
続いて挨拶に立った、松木伸一郎宮城県副知事は「今年は仙台開都400年にあたり、伊達政宗の命で支倉常長がローマに行ったが、本日そのローマと姉妹都市の調印を結んだ。浅野知事はそちらに出席している。本日食べて頂く水稲新品種、東北172号は、昨日「たきたて」と命名されました。是非試食して下さい。シアトルマリナーズの佐々木投手には、1セーブあげる毎に10kgの宮城米を提供しています。イチローもおすそわけの宮城米を食べているはずで、それが好成績につながったものと思っています。宮城米は世界に羽ばたいています」と述べ、会場の雰囲気を和ませた。
宮城米マーケティング推進機構は、「みやぎ・ひとめぼれ・協議会」と「みやぎササニシキ・ルネッサンス協議会」を統合し、平成6年7月26日に設立された。宮城米全体を広報宣伝していくことを目的に、宮城県庁の産業経済部商業・流通課内に置かれている。 全農宮城県本部・運営委員会長の大堀哲氏は「今年、宮城県では500万俵のお米がとれたが、安全で安心で美味しい宮城米にご理解を頂きありがとうございました」と話を結んだ。ラストメッセージで菅原文太氏は「子ども達にはコンビニの弁当やチルド・レトルトのご飯ではなく、手作りのお弁当やご飯を作って上げて頂きたい。宮城米は美味しい」と述べた。「平成13年宮城の新米試食会」は、今年も盛況裡に閉会した。