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農政・農協ニュース

フォーラムがシンポ開催
−「食と健康」考えよう− (10/20)

 10月20日、東京・有楽町のよみうりホールで「食料・農林漁業・環境フォーラム2001」が開催された。
 3年目となる今回のテーマは「ともに考えよう『食と健康』〜農林漁業の果たす役割」。
 医学博士の島田彰夫氏(神戸山手大学教授)が基調講演「食と健康」で問題提起。「現代日本人の食生活は、飽食から“呆食”にさらに“崩食”にまで進みかねない状態。無意識な不健康、がまかり通っている。日常慢性病は、つまりは『人間のヒト(種)離れ現象』である」と厳しく指摘した。
 パネルディスカションでは、宮城県の南方町で5ヘクタールの有機栽培米と肥育牛(仙台牛)などを生産する及川昌憲氏は「当初はどう販売したらよいか困ったが、やっと軌道に乗ってきた」と、消費者の食に対する安全欲求を実感していると話した。
 俳優の辰巳琢郎氏は、「くいしん坊!万歳」の体験から「その土地の旬をたくさん食べ歩きましたが、地産地消という言葉のように、もっと地方の味を大切にしてほしい」と語った。





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