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農政・農協ニュース

世界一安全なシステム
武部農相が強調 (10/18)

 18日の記者会見で坂口厚労相は、BSE発症が確認された牛の感染ルートが特定できていない段階で「安全宣言」を出すことについて「感染ルートが特定できていないから(現段階で)牛の発病は防げないかもしれないが、(国産牛肉の)安全(確保)の問題とは別次元のこと」と述べ、武部農相は「人の健康に影響を与えないことを第一に考えた措置。かりにBSE感染牛がと畜場に入ってきても市場には出ない。世界で一番安全なシステムになった」と語った。
 また、検査結果の公表段階について、「もともと牛肉は安全なものしか出回らないことが理解されれば、いつ発表しても問題はないと思っている」と話し、1次スクリーニング後の“疑い”の段階で結果を公表しても、今回導入した全頭検査システムに対する消費者の理解が広まれば混乱は起きないはずとの見方を示した。




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