JA全青協(全国農協青年組織協議会)は10月26日に開いた都道府県青年組織委員長・事務局合同会議で国産牛肉の消費拡大対策として「大好き! すき焼きキャンペーン」を展開することを決めた。
全国各地のJA青年組織が行う会議や催しなどで国産牛肉を使用したメニューを取り入れるほか、懇談の場では同キャンペーンを展開する。キャンペーン名を“すき焼き”としたのは、ネギなど3品目のセーフガード本発動もアピールするため。谷会長は「国産牛肉とネギ、生シイタケで作ったすき焼きを、“畳”の上で食べよう」と呼びかけた。また、全国8万7000人の盟友に「1家族、毎月1キロ」の国産牛肉を食べる運動もこれから1年間呼びかけることも確認。
ある委員長は「牛肉が食べられないから晩ごはんの献立に困って、なんてスーパーで話している人もいるそうだ。そんなとき、自分の奥さんが大丈夫なんだからと言って買ったら、そのおかあさんもああそうなの、と言って買ったという。こういうことも大事だ」と話し、家族ぐるみで身近なところから安全性を理解してもらう大切さも訴えていた。
また、市町村において学校給食に牛肉・乳製品の使用を中止している自治体・教育委員会に対して安全面を強調して中止を撤回するよう働きかける。