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農政・農協ニュース

安全宣言後も大きな変化なし
主要量販店の牛肉売場
豚鶏肉は売上増加 (10/28)

 牛肉の安全宣言が出た後(18日以後)も主要量販店の食肉売場に大きな変化は見られない。
 農水省が29日発表した狂牛病発生にともなう食品産業と消費者の動向調査結果によると、牛肉の売り上げは前年同期に比べ4〜7割程度減少している。一方、豚肉と鶏肉は2〜4割程度増えているが、牛肉の落ち込みをカバーするには至っていない。
 また全国焼肉協会の会員企業(85社回答)では、狂牛病確認後9月17日から1カ月の売り上げが前年同期に比べ50%未満だった社が37社(44%)に及んでいる。
 食肉市場の卸売価格(去勢牛B2、B3規格平均)は、発生以前のキロ1200円程度に比べ一時は500〜700円程度まで下落。安全宣言直後には1000円程度に回復したが、最近は再び落ち込んで700〜800円程度となった。



農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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