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農政・農協ニュース

牛肉市場隔離 1万2000トン(11/9)

 10月18日から始まったBSE(牛海綿状脳症)全頭検査前にと畜、製造された牛肉は市場隔離することを農水省は決めているが、その量が1万2890トンになることが11月9日に明らかになった。牛肉を保管するJA全農や全国食肉事業協同組合連合会、日本ハム・ソーセージ工業協同組合が農水省に申請した合計がこの数量。
 この牛肉在庫緊急保管対策事業では、政府の指示で管理する団体に対して保管費用を援助する予算として92億円を先に決まったBSE対策に盛り込んでいる。
 農水省は市場隔離後の処理については決めていないが、自民党やJAグループでは政府が責任をもって全量処分することを求めている。




農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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