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農政・農協ニュース

「畳を見直そう」とアピール
−い草の新規用途開発も提言− (11/19)

 畳の良さとイグサ作りを見直そうと農水省は関係者を集めて「いぐさ・たたみ文化を考えるフォーラム21」を設け、2月から畳の効用などを検討してきたが、11月19日に議論をまとめ、フォーラムからアピールを出した。
 それによると、畳には保温性や、湿度の調節機能、また防音・吸音性があり、歩き心地や居心地も良い、などとした。
 生活様式の洋風化などから畳の需要が減り、材料であるイグサの産地も中国からの輸入急増で窮地に立っており、セーフガード暫定発動の期限も切れた。このため同省は需要拡大に乗り出し、フォーラムはイグサの新規用途開発も提言した。




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