加工食品小売指数 マイナス続く (11/20)
農水省は11月20日、9月の加工食品小売動向をまとめた。同調査は平成12年を基準(100)として加工食品小売指数(千人あたり販売金額を指数化)を示したもの。9月は小売価格の低下、個人消費の低迷で同指数は「総合」で92.4、前年同月比▲4.6%。 「畜産」では牛乳、ヨーグルト、ハムなど低下し同▲8.3%。「農産」ではにおいを抑制した納豆が好調だったが、漬け物、豆腐が低下して同▲6.4%。「パン・菓子類」は気温が低くアイス・氷菓子の販売数量の減少の影響から▲6.4%となっている。酒類の販売規制緩和や発泡酒需要などで「飲料」は指数102.2となったが、前年同月比では▲3.7%となっている。同調査はスーパーを対象。毎月公表される。