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農政・農協ニュース

60キロ413円 2.8%の引き下げ
−−14年産米政府買入価格 (11/27)

 武部農相は、11月27日、食料・農業・農村基本政策審議会主要食糧分科会を開き14年産米の政府買入価格と標準売渡価格について諮問し、同分科会は諮問どおりに答申した。
 14年産の政府買入価格は60キロ1万4295円(うるち1〜5類、1〜2等平均、包装込み、生産者手取り価格)で、前年産価格より413円、2.8%の引き下げとなった。
 一方、米穀の標準売渡価格は、14年1月1日以降、60キロ1万6151円と197円、1.2%の引き下げとなった。
 分科会では、生産者委員から、米政策の見直しについて「(稲作経営安定対策をめぐる)副業農家問題などは、集落や農村の実態を考えて慎重にすすめるべきだ」との意見が出る一方、中立委員からは「1、2年生産調整をやめて作付けを自由にするショック療法をし、一方で担い手対策をするという方法もある」などの意見が出た。これらの議論の内容は、八木宏典分科会長が武部大臣に答申する際に口頭で伝えられたという。



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