地域に根ざした食生活推進委員会(委員長・坂本元子和洋女子大学家政学部長)は12月1〜2日、東京・新宿NSビル大展示ホールで「地域が輝く いきいき食生活フェア2001」を開催。さきに募集していた「地域に根ざした食生活推進コンクール」の表彰式と入賞団体の事例発表を行った。
このコンクールは昨年3月策定された「食生活指針」の普及浸透を図る一環として行ったもの。提唱・農水省、後援・文科省、厚労省ほか、協賛・(社)家の光協会、(社)農山漁村文化協会。
コンクールには食生活改善、教育、食品産業、農林漁業の4分野で208例が寄せられ、審査(審査委員長・坂本元子和洋女子大家政部長)の結果次の事例が表彰された。
○農水大臣賞―▽柳井地区魚食普及推進協議会(山口・柳井市―チビッコ審査員によるお魚料理コンテスト)
○農水省総合食料局長賞―▽中野市食生活改善推進協議会(長野・中野市―郷土食の伝承を通じて広がる食育の輪)、▽西会津給食センター(福島・会津町―おじいちゃん・おばあちゃん 学校給食を食べてみませんか)、▽マロニエ加工グループ(兵庫・日高町―安全安心 口福三昧)、▽体験舘TRY TRY 人見みゐ子(栃木・黒磯市―牧場を学びの場として提供、いのちの感動を子ども達に)
○地域に根ざした食生活推進委員長賞―▽大川町食生活改善推進協議会(香川・大川町―次代を担う子ども達とのかかわり2題)、▽梓川村農産物加工研究会(長野・梓川村―米・大豆・麦で健康なむらづくり お母ちゃんたち頑張る)、▽大安町立丹生川小学校(三重・大安町―昔の元気、いただきま〜す)、▽上勝町立上勝小学校4年(徳島・上勝町―棚田探検からきゅうきょくの桜もちへ)、▽竜王町あえんぼグループ(「食文化の伝承」でまちに愛着と誇りが生まれる)、▽企業組合ワーカーズコレクティブ凡(東京・町田市―この街に生きる、この街を活かす−食べ手から作り手へ)、▽京津畑自治会(京都・大東町―温故知新・郷土食にこだわって、今むらが変わる)