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農政・農協ニュース
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閣僚宣言 各国が「勝利宣言」 (12/14) |
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11月のWTO閣僚会議で採択された閣僚宣言に対して、主張が対立していた国がそれぞれ「満足できる内容」との評価。
宣言には日本やEUが主張した「交渉結果を予断しない」との文言が明記されたが、自由化が一層促進されるよう交渉結果を盛り込む主張していた米国は「交渉が結果を決めるのは当たり前。この文言には実質的に意味はない」とコメント。また、ケアンズグループは、この文言について「輸出補助金の撤廃を妨げるものではなく、あまり意味がない」と評価。がいずれも勝利宣言しており、宣言を各国が都合のいいように解釈している。今後の交渉はこれまでの対立構図は変わらず難航することが予想されると、JA全中発行の「国際農業・食料レター」(11月)は伝えている。 |