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農政・農協ニュース |
「生産調整に関する研究会」初会合を開く (1/18) |
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昨年秋に打ち出された米政策の見直し方針で設置されることになっていた「生産調整に関する研究会」の第1回会合が1月18日に開催された。
生産調整は、今後、生産数量管理への移行を図ることとされているが、公平性の確保を図るための措置、生産数量管理の実務上の問題や助成のあり方、さらに流通制度との関連や関連施策のあり方など、同研究会は米政策の抜本的な見直しの場となる。 研究会のもとに、議論を総括的に整理する企画部会を置いたほか、必要に応じて地方でも開催し現場の意見を聞く。また、会議は原則として公開とされている 3月までは研究会全体会議は、月に1回のペースで開催。その間に5回程度企画部会を開催する。 4月以降は、3月までに行った論点を整理し、必要に応じて部会を設置、現地検討会の開催を行うなどさらに検討を深める。そして、研究会の審議状況をふまえながら、夏の概算要求時や秋の米対策とりまとめ時など、節目ごとに整理を行っていく方針。 座長には生源寺真一・東大大学院農学生命科教授(企画部会長)、座長代理には高木勇樹・農林中金総合研究所理事長(企画部会長代理)が就任した。 その他の委員は以下のとおり。(企)は企画部会委員。 上場重俊・鳥取県農林水産部次長、太田善久・京都府農林水産部農産流通課長、奥村一則(企)・(社)日本農業法人協会副会長、加倉井弘(企)・経済評論家、木村一男・秋田県農協中央会副会長、佐藤春登・山形県農協中央会会長、竹内克伸(企)・(財)証券保管振替機構理事長、立花宏(企)・(社)経団連常務、飛田卓也・栃木県農務部生産振興課長、中野吉實・佐賀県農協中央会副会長、永石正泰・福島県農林水産部水田農業振興課長、花元克巳・福岡県農協中央会会長、早川利之・愛知県農林水産部技監兼園芸農産課長、廣瀬竹造・滋賀県農協中央会副会長、三浦哲郎・新潟県農林水産部農産園芸課長、宮田勇・北海道農協中央会会長、門傳英慈(企)・全青協副会長、山田俊男(企)・全国農協中央会専務、若林甫汎・長野県農協中央会専務、和田正江(企)・主婦連合会会長(五十音順) |