JA全中が毎年行っている「バケツ稲づくりコンテスト」の13年度の入賞者が決まった。次世代を担う子どもたちに、バケツで稲を育てることを通して、お米や稲作文化への理解を深めてもらうとともに、達成感や学ぶ楽しさ、仲間との協調性を育んでもらおうとJA全中が平成元年から毎年「バケツ稲セット」を全国に配布。同2年から米づくりの体験や観察記録を絵・写真・作文などで表現した作品のコンテストを始めたもので、今回で13回目。13年度は50万セットを配布した。
今回は全国から「個人の部」で1463点、「団体の部」で308点が応募。一次審査〜最終審査(審査委員会−宮下英雄委員長・全国小学校理科研究協議会会長、日本理科教育協会常務理事)を経て入賞が決まった。
表彰式は3月9日(土)午後2時から東京・中央区銀座の銀座ガスホールで行われる。入賞者・団体は次のとおり(敬称略)。
(食糧庁長官賞)
▽菅野翔太郎・福島・12歳
▽福島・須賀川市立第一小5年
(JA全中会長賞)
▽鈴木恵理・石川・12歳
▽城間堅太・沖縄・11歳
▽三重・大安町立丹生川小5・6年
▽島根・大田市立川含小6年
(特別賞)
▽津田夏鈴・岩手・11歳
(金賞)
個人の部−▽宍戸美咲・福島・11歳ほか4人
団体の部−▽北海道奈井江町立江南小3年ほか2校
(銀賞)
個人−▽平野詩歩里・千葉・9歳ほか9人
団体−▽秋田・天王町立出戸小3年ほか4校