日本畜産学会はこのほど「日本畜産学会賞・同奨励賞」の受賞者を発表した。
毎年優れた研究業績を上げた同会会員に授与しているもので、表彰式は3月28日、日本獣医畜産大学で行われる同会の第100回大会で行う。受賞者は次の各氏。
<日本畜産学会賞>(2人)
▽斎藤忠夫(東北大学大学院教授)・受賞対象研究題目―プロバイオティック乳酸菌の有効利用に関する研究
▽内藤充(農業生物資源研究所・動物生命科学研究所・発生分化研究グループ、発生制御研究チーム長)・家禽における胚操作技術の開発と生殖細胞操作への応用に関する研究
<日本畜産学会奨励賞>(5人)
▽佐伯真魚(日本大学生物資源科学部・大学院研究生)・受賞対象研究題目−未・低利用有機性資源の飼料利用に関する研究
▽田中和明(名古屋大学大学院・日本学術振興会特別研究員)・家畜水牛とその野生近縁種の系統分化に関する遺伝学的研究
▽野中最子(畜産草地研究所家畜生理栄養部研究員)・乳牛の分娩前後の栄養に関する研究
▽平山琢二(琉球大学農学部助手)・暑熱と第一胃収縮運動に関する研究
▽シャイラ・ワドウッド(宮崎大学農学部、日本学術振興会外国人特別研究員)・反芻動物におけるヒスチジン合成に関する研究