ごはんを食べよう国民運動推進協議会(事務局=神戸市中央区下山手通5−10−1)では、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の際に、被災者がボランティアによる炊き出し(おむすび)で助けられたことと、米の重要性や人々の善意を忘れないために1月17日を「おむすびの日」と定めた。
同協議会では、「おむすびの日」を記念して「おむすびに関するアンケート」を実施し、このほどその集計結果をとりまとめた。
このアンケートは、平成13年12月〜14年1月の間、インターネットを通じて行われたもので、71,661名から有効回答が寄せられた。
アンケート結果の要旨は次の通り。
Q1.おむすびを最近一週間に、何個食べましたか。
・1人1週当たり3.8個(男4.2個、女3.6個)。
・世代別では10代が4.7個と最も多く、次いで60代が4.3個。
・地域別では東日本が3.7個、西日本が4.1個。
・都道府県別では1位が和歌山県の4.47個、2位が広島・愛媛県。
Q2.おむすびを一番よく食べるのは、いつですか。
・昼食が67%と最も高く、朝食が20%、夜食が7%、おやつと夕食が各3%の順。
Q3.おむすびに巻く海苔は、パリパリ派?しっとり派?
・パリパリ派が74%、しっとり派が26%。
<参考>
おむすび1個を110g(精米で46g)として試算すると、おむすびとして消費される量は、年1人当たり9.1kgで、米の年間消費量1人当たり64.6kgに占める割合は14%。