千葉県企業庁は3月27日、JR海浜幕張駅近くの幕張新都心(千葉市美浜区)の文教地区に、JA共済連の総合研修センター(仮称)を建設することが決ったと発表。JA共済連も27日に千葉県と調印したことを明らかにした。
敷地面積は3.1ha。建物は地上9階建で、ITを活用した最新の設備を導入し、実技・実習を重視した研修施設にするという。
JA共済連では、今年10月から基本設計に着手し、平成18年6月の完成を予定している。
完成後は、現在、厚木(神奈川県)や全共連会館(東京)などで行われている教育研修は、すべてこの総合研修センターで行われることになり、47都道府県本部や全国本部から年間延べ4万人を超えるJA共済連の役職員が同センターを利用することになる。
千葉県企業庁は「全国組織であるJA共済連の総合研修センターの立地は、幕張新都心文教地区のさらなる機能の充実につながる。また、幕張新都心における賑わいと活性化が高められ、新たな施設立地が進む」ことを期待している。