農政・農協ニュース
補給金 1kg11円に決定 (3/28)
14年度の加工原料乳生産者補給金価格は、1kg当たり11円となった。前年度より70銭の引き上げ。3月28日武部農相が同単価を食料・農業・農村政策審議会畜産物価格等部会に諮問し、同審議会が政府試算どおり答申したことを受けて決まった。 また、補給金対象となる加工原料乳の限度数量は、前年度より7万トン少ない220万トンとなった。13年度の生産量が限度数量を下回るため。 補給金は飲用より単価の低い加工原料乳の再生産を可能にするための定額助成。今回の算定には、前年度の単価にコストの増減率(3年平均)をかける変動率方式を採用。また直近の価格動向を反映させるため副産物の初生牛価格や、廃用牛価格下落などを修正、BSE発生の影響を反映させた。