「不祥事を起こした会社は信用できない。今後はこだわりをもってヘルシーで安全な食品を買う」。リサーチ会社がインターネット上で行った「食品産業の不祥事に関する緊急意識調査」で10代から60代までの男女約1500人からこんな声が上がっている。
「回収した牛乳を原料に使用」、「国産と称して輸入肉を販売」、「虚偽の牛肉買い上げ」など最近の不祥事については9割以上が記憶しており、会社の会見について「会見の度に説明が変わるので信用できない」57%、「謝罪されても何も変わらないので必要なし」23%などとなっている。
また、「問題を起こしたメーカーからは買わない」40%、「表示をよくみて買うようになった」34%など。今後の購入意向は「こだわりを持って丁寧につくられた商品」(55%)、「ヘルシーで安全な商品」(46%)となっている。調査したのは(株)シーズ(本社・東京)。