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農政・農協ニュース |
6月から具体的交渉に−−WTO農業交渉 |
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WTO農業交渉は、4月以降、関税や国内支持の削減方式などの指針(数値的指針、モダリティ)を議論する交渉に移る。 【2002年】 × × ×
JAグループは、交渉の進展に合わせ(1)海外情報収集による情勢の正確な把握、(2)JAグループ内の学習活動と国民各層への理解促進活動、(3)集会等の開催、(4)海外農業団体との連携、などに取り組む。また、今後は課題別にかなり突っ込んだ交渉の進展も予想されることから、米の国境措置、新型セーフガード、関税水準などわが国の重要な主張が実現するように、「メリハリのある取り組み」も視野に入れた運動を展開する方針で、WTO農業交渉中央本部委員会などで具体策を検討する。 (注)モダリティとは、市場アクセス、国内支持、輸出に関する規律のそれぞれの分野について各国に共通に適用される取り決めのこと。個別品目ごとの具体的な約束は、モダリティが決定された後、それをもとに各国が譲許表案(オファー)を提出することになる。 |