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農政・農協ニュース

25日から全箱検査スタート
−−保管牛肉の検品 新体制で (4/23)

 昨年10月18日からのBSE全頭検査開始前の牛肉を国が買い上げて焼却する事業(「牛肉在庫緊急保管対策事業」、「市場隔離牛肉緊急処分事業」)で、農水省は4月25日から全箱検品体制による検品を始めた。
 同事業で保管されている牛肉は1万3000トン、92万箱。これまでの抽出検品で、品質保持期限切れや小売り用カット肉など同事業の対象外のものが一部含まれていることが判明している。このため全箱を検品することになったもの。川崎市の(財)日本食肉流通センターに全国の倉庫に分散していた保管牛肉を集めて行う。25日の検査の様子は報道陣にも公開された。
 全箱検査の終了には向こう1年程度かかる見込み。なお、これまでに2600トンがすでに焼却されている。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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