JA全農は13年産米の調整保管24万トンの実施計画をこのほど決めた。
調整保管については、4月に20万トンの第1次集計を公表していたが、その後、4月入札と第2回事前年間取引結果を踏まえて修正した。
コシヒカリは第1次集計より1万2000トン増やし9万トンとなった。ただ、関東コシヒカリについては3000トン減らした。あきたこまち(東北)は9000トン減らして8000トンとした。
そのほか、ひとめぼれ(東北、その他)3万6000トン(1万2000トン増)、ヒノヒカリ(九州、その他)2万8000トン(4000トン増)、北海道・青森1万6000トン(増減なし)、その他5万9000トン(1万8000トン増)となっている。
JA全農では、この実施計画に基づき6月末をめどに調整保管を確定する予定。確定したものから順次、集約・市場隔離を実施していく。
なお、これにともない13年産米の今後の販売計画(362万トン)も決めた。