農水省は5月31日、農村女性の起業活動実態調査の概要を公表した。
女性起業の数は、全国で7327件で個人経営2075、グループ経営が5252でグループ経営が72%と大半を占めている。
前回の13年1月調査より、個人経営は392件(増加率23.3%)、グループ経営は111件(同2.2%)と個人経営の増加率が高かった。
活動内容では食品加工が68%、朝市などの販売・流通が41%を占めている。規模は販売金額300万円未満が65%と経営としては零細の活動が大半だが、1000万円以上の活動も11%あった。
グループ経営のうち、法人化しているのは123件で全体の2%。形態は有限会社が56、農事組合法人が38、株式会社が8となっている。