農水省は9月2日、14年1月1日現在の農業構造動態調査(基本構造)結果を公表した。
販売農家数は224万9000戸で前年に比べ4万2000戸(1.9%)減少した。
このうち主業農家は46万3000戸で20.8%、前年より1万9000戸減った。準主業農家は55万5000戸で24.7%、3万戸減少した。一方、副業的農家は123万1000戸で54.8%を占め、前年にくらべ7000戸増加した。
主業農家の割合は、北海道がもっとも高く72.4%を占め、次いで沖縄37.6%、東北、関東・東山、四国、九州が20%台を占めた。
一方、副業的農家は近畿、中国で約7割、北陸、東海では約6割を占めた。
北海道を除く都府県では、3ヘクタールを境に規模拡大が進んでおり、3ヘクタール以上の経営規模農家は14万8000戸で6.7%となった。また、この階層では主業農家の割合が高く67.9%を占め前年より0.6ポイント上回った。
北海道では30ヘクタール以上層を除き各階層で農家数は減少した。