9月17日、島根県下のJA・信連でJAバンクの全国統一システム「JASTEMシステム」が稼働開始した。これまでに6府県(滋賀、高知、兵庫、大阪、埼玉、鳥取)で稼働しており全国で7番目となる。
島根県下のJAバンクの貯金量は8008億円(14年6月末現在)。JA数は11で219店舗、ATMは230台が稼働している。
JASTEMシステムは、島根県の移行で資金量13兆円超、店舗数薬1900、ATM数は約2000台を取り扱うシステムとなった。
同システムは「全国どこでも高度なサービスの提供」をめざすもので、ATMの24時間・365日稼働やインターネットバンキングにも対応している。農林中金では残る40都道府県でも同システムへの移行を順次実施し、18年度には全都道府県が参加する見込みとなっている。