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農政・農協ニュース |
食の安全とフードシステムでシンポ |
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家族がバラバラに食事をする時代。家庭よりも食生活の多くを担うようになってきたフードビジネス界の役割を考えていこうというNPO法人(特定非営利活動法人)の「食環境コーディネート協会」(岸田弘会長)は「食の安全とフードシステムの改革」をテーマに協会発足記念シンポジウムを10月18日午後2時から東京都内で開く。
基調講演は日本フードサービス学会会長で上原征彦明治学院大学教授の「フードビジネスの社会的意義」またパネルディスカッションは「食の安全を実現するための食のありよう」について。食と農の再生の道も探る。司会は女子栄養大学の村上紀子教授、パネラーは農水省農林水産政策研究所の篠原孝所長ら4氏。会場は渋谷区神宮前5の東京ウィメンズプラザ。 同協会は子どもたちへの食育、介護ヘルパーへの調理普及などの社会的活動、フードビジネスを担う人材育成、情報発信などを目ざす食の情報コミュニティで東京都認証のNPOとして8月に発足。すでに初めての事業としては「フードビジネスコーディネート―FBCの基礎と実践」という本を発刊した。 協会事務局は東京都大田区西六郷1の学校法人誠心学園内。TEL03―3734―4411。 |