香川県下のJAと信連が11月上旬から、JAバンクの全国統一コンピューターシステムであるJASTEM(ジャステム)に移行した。全国9番目となる。
「全国どこでも高度なサービス」の提供を目ざす同システムは現金自動預払機(ATM)の24時間・365日稼動やインターネットバンキングにも対応。すでに滋賀、高知、兵庫、大阪、埼玉、鳥取、島根、福島で稼動している。
香川の移行により同システムは資金量約15兆円、店舗数約2600、ATM数約2500台の取り扱い規模となった。
系統信用事業はこれまで各県ごとにシステムの開発と管理をしていたが、JAバンク全体の効率化を推進するため全国システムを開発し一本化を推進中。
残る38都道府県についても次々に移行し平成18年度にはすべての参加が完了する見込みと、農林中金は語っている。
なお香川県下の貯金量は1兆4413億円(9月末現在)、JA数3、店舗数251店、ATM数222。