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農政.農協ニュース |
JA共済連職員の2選手 |
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同大会において、渡邊選手は銀メダル(800m)と銅メダル(1500m・5000m)を、笹原選手は銅メダル(10000m)と5000m及びマラソンで4位入賞という優れた成績をおさめた。
今回のメダル獲得は、両選手のたゆまない努力が、アジアを代表するアスリートとして表彰される、という大きな成果につながったものであり、全国の交通事故などによる身体障害者に、勇気を与えるメッセージを送るものとなった。 JA共済連の新井会長は、「両君は不幸な事故を克服し今日まで頑張ってきた。社会復帰を果たすだけでも大変な努力だったと思うが、メダル獲得を心より祝福したい。両君の今回の偉業で、全国の交通事故などによる障害者を、勇気づけるメッセージを送り届けることができたことは素晴らしいことであり、JA共済連・別府リハビリテーションセンターの誇り」だとコメントした。
笹原廣喜さんは、25歳のとき交通事故で脊髄損傷を負うが、社会復帰し今年9月JA共済連職員となった。現在、別府リハセンターでデイサービスの訓練指導員として入院患者を支えている。 両選手とも今後の抱負として、2004年のアテネパラリンピック出場と同大会でのメダル獲得、そうした大会で活躍することで、全国の身障者の励みになりたいと言う。障害を持っていてもチャレンジすれば、さまざまな事ができると語る両選手の笑顔が爽やかだった。 |