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農政.農協ニュース |
「おコメ中心の食卓を」と申し合わせ |
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さらには▽洗剤などの使い過ぎに注意▽循環型の生活でゴミ減量を▽大気汚染は肌に毒。自動車よりも自転車で走ろう、などと話題は環境問題に広がった。 約100人がグループ別に討議。まとめとして(1)親子で食に対する意識を高めよう(2)おコメ中心で地場産の野菜を使った食卓にしよう(3)農薬について、さらに学習の場をつくろう(4)消費者と生産者の交流の機会を増やそう、の4点を申し合わせ、当面の課題とした。 農薬問題では「消費者は殺虫剤と防虫剤の違いも知らない。農薬の必要性をわかってもらうように消費者ともっと親密にならなければ」「JAはPRがへた。もっと広報に力を入れるべき」などの意見が出た。 地産地消では「地元で生産できないものを互いに交換できる産地間ネットワークづくりが求められる。情報交流も必要」などの声があった。 同集会はJA全国女性協の主催で今年は6回目。峰島歌子会長はあいさつの中で「女性部活動に新しい風を送り込んでほしい」とフレッシュミズたちに期待をこめ、また政府のコメ政策改革の方向を批判した。 2日目のグループ討議に先立ち1日目は「フレッシュミズの主張」全国コンクールで最優秀賞に輝いたJAながさき県央女性部(長崎)の増山時子さん、優秀賞のJAいわて中央フレッシュ部会都南乙部支部(岩手)の藤村志保さんとJA宮崎中央国富支店フレッシュミズ(宮崎)の関山美佐子さんが作品を発表した。 講評では審査委員長の根岸久子さん(農林中金総合研究所副主任研究員)が発表作を高く評価するとともに「これからは輸入品でも安全・安心な野菜がどんと増えるだろう。また農業つぶしや農協たたきの動きもある。農業者の悩みは深い。そうした問題意識を深める主張も必要だったと思う」と提起した。 なおJA女性組織内で40歳以下をめどにしたフレッシュミズの部員数は約2万8000人で、全部員数の約2%。
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