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アラジン取扱5周年で
記念推進大会を開催―JA全農― (12/03)

進水式の後の記念撮影
進水式の後の記念撮影
 JA全農は11月27日、愛媛県今治市において、「JAアラジンドリームII 号」の進水式およびアラジン取扱い優良JA表彰などからなる『アラジン取扱5周年記念推進大会』を行った。アラジンは、生産資材費低減の柱となっており、順調な伸長をみせている。
 大会席上、JA全農の木下順一経営管理委員会会長は「アラジンをJAグループ生産資材費用低減の柱に位置付け、着実に普及展開をはかっていきたい」と力強く語った。また、来賓として挨拶したヨルダン・ハシミテ王国のサミール・ナウリ駐日大使は「本プロジェクトが2国の国民と文化の架け橋になる」と語り、アラジン肥料のさらなる普及拡大を望んだ。
推進大会で挨拶する木下会長
推進大会で挨拶する木下会長
 「アラジンドリームII 号」は、これまでアラジン専用船として活躍してきた「アラジンドリーム号」が契約満了となったことに伴い、新造船されたもの。全長169.30m、全幅27.20m、総トン数17,050トン、積載トン数28,300トン、航海速力約14.0ノットの規模。来年1月からの就航で、2月にはヨルダンで第1回の船積みが予定されている。
 取扱い開始から5年を経過したアラジンだが、JAグループ生産資材費用低減の柱として出荷実績は年々伸長し、平成13肥は全国で9万2500トンにおよんでいる。JA全農では、これまでの5年間をアラジンの第1ステップとし、今後は第2ステップとして全国で12万トン、高度複合肥料にしめる普及率約10%を当面の目標に掲げている。
 なお、取扱い優良JA(年間1000トン以上)は、JAにしみの(岐阜県大垣市)、JA筑前あさくら(福岡県甘木市)、JA庄内たがわ(山形県東田川郡)、JAほくさい(埼玉県羽生市)、JAあきた北(秋田県大館市)の各JAとなっている。
アラジン実績の推移


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