独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センターと生物系特定産業技術研究推進機構は共催で12月6日、水稲ロングマット水耕苗育苗・移植技術の普及をめざして育苗・移植技術の現地検討・実演会を埼玉・妻沼町で行う。
同センターでは、稲作の省力化、軽労化、低コストをめざしてロングマット苗の育苗・移植技術の開発をすすめているが、その普及をはかるため、同技術を導入している農家や行政、普及関係者、関心を持っている農家などを集めて現地視察・検討会を行うもの。開催概要は次のとおり。
☆ 日時―12月6日(金)10時00、熊谷駅南口から貸し切りバスで埼玉県農林総合研究センター経由で妻沼町の現地へ。13時00から検討会。現地視察は妻沼町の農家育苗施設、ロングマット田植機による移植実演。検討会場は埼玉県農林総合研究センター。
☆ 検討会議事―(1)技術開発の経緯と最新技術内容の紹介、(2)農家による本格的導入事例報告=4例、(3)その他の導入事例報告、(4)普及促進に向け今後取り組むべき課題・要望(唐橋需・鳥取大学教授、姫田正美・元UR対策プロジェクトリーダー)、(5)総合討議
○問い合わせ先―農研機構・総合研究第2チーム・小倉氏 電話0298−38−8822、生研機構・UR対策研究開発成果普及担当・諏澤氏 電話03−3459−6568